遂にアナウンス。Openspace

arado

2008年11月06日 20:52


詳しくは、SLPC WIKIで翻訳文を掲載します。

要約すると、とりあえず申し出のあった方に対しては、従来の価格を維持し、かつプリム制限を明確にしました。ソレとは別に通常使用というかリンデンの考えるパフォーマンスを上げての価格改定は従来通りOpenspaceには適用し、今後価格も上がる予定だそうです。そのかわり、サーバー自体のパフォーマンスをあげるので、安いSIMであることは変わりないみたいですね。

結局、サーバーの管理上パフォーマンスを維持したまま、価格も据え置きというの言うのは、極めて難しいという結果で、本来のOpenspace利用者(リンデンの意図に沿うユーザー)に対しては、敗北を意味するみたいです。

しかし、今回の見直しはユーザーの切り分けを明確にしたという点では、私は評価できると思っています。価格据え置きの利用を申し出る場合、ぜいぜい10人程度しかそのOpenspaceには滞在出来ませんし、Openspaces:価格据え置き(初期費用US$250、月額管理費用$75)。使用可能Prim数750(従来の1/5)ではありますが、ここはクリエイターの腕の見せ所って気がしなくもありません。

そもそも価格据え置きで、高いパフォーマンスは無理。サーバー全体のコストを考えると、全体の値上げを検討しなければコレまで以上の安定は不可能でしょう。

それでは、ユーザーは絶対納得しない。

フォーラムでもアタシが提案したのは、パフォーマンスが低くてもSIMオーナーとなりたいユーザーの夢を奪うのは、SL本来の歴史に反しているという意見。

価格に見合った格安のSIMでも、人気があればそれでも良いと思うのです。せいぜい10人でも、「憧れのSIM」には努力次第でなれそうです。

毎月2万5千円を捻出できるユーザーが、多いワケではないSL。価格は上下しますが、今でも平均1SIM年間25万くらいの維持費はかかるでしょう。通常のメインランドでは。貧しいというかスタート地点がOpenspaceで、そこから本格的にSIMオーナーという道だってあるはずです。島をもちたきゃプレミアムになって従来通りの高額料金を払いなさい・・では余りにも冷たい対応とは言えないでしょうか?

Openspaceはやはり、非常に人気が高くとても購買者が増大したそうですし、その背景には「いつかはメインランドに・・」というユーザーが潜在的にいると私は思っています。

ブログにもありますが、今リンデンが最大の課題としているのは、SL全体のクラッシュの低減です。リンデンに肩を持つわけではありませんが、L$の取引でリンデンが手にする利益は非常に僅かです。

サーバーの維持を土地取引無しで運営するのは不可能。

この議論はフォーラムで見た議論を考慮し、結果としてユーザーに選択の余地を残しました。

今週末、キチンとしたリンデンの見解をSLPC WIKIで公開します。

制約を受け入れ、価格を従来通りにして欲しいと申し出るか、あるいは価格上昇を受け入れて、本来のSIMよりは価格は低いが、従来のOpenspaceよりはパフォーマンスの高いSIMを価格が今後も改定されるの承知で手に入れるかといった感じです。

ちなみにプレミアカウントになると、512までの土地は維持費はかかりませんが、なんとこのスペースでクラブを作って常に満杯にするユーザーがSLには存在しています。検索で全く上がってこないのに、昔から(2004年)このスタイルにこだわってるそうで、当然ダンスボールは一切設置していません。メインランドなのでプリム制限は厳しいのに・・です。

制限あってもやれる人は出来るということらしいですねぇ
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