和製ガーデンはいかほどでしょか?

arado

2008年06月13日 09:05


人から聞いた話で、なんでもガーデンが日本のSIMで展開されているとのこと。

にしてもTEMPURAってネーミング、なんか「ありがちな”ネタ”的ネーミングかなぁ」って思いました。まあ私個人としては、こういう事をトリッキーだと思ってる”感性”が子供ッぽいんじゃないかなぁ・・とは思います^^;;

http://slurl.com/secondlife/tempura%20island/125/43/33

感想を短く言いますと、「ありがち」の一言ですね。

SLPCで販売しているRAMの紹介している場所では、ココ以外の日本のSIMが紹介されていますが、ほぼそのガーデンとApolloを組み合わせた構成で、目新しいところは何もないというのが結論です。イキナシ、キビシイですが。^^;;

そもそも、なんで今更このようなドコにでもあるガーデンを作る必要があるんでしょうか?
それも日本人が作る特長は何もなく、「日本のSIMだなぁ」と感じさせてくれるものは何一つありません。なぜ海外のガーデンの作り方を踏襲する必要があったのでしょうか?



歩きやすいわけでもないし、TPしていきなり左に壁のように崖が立ちはだかるというのも、明確な”PG”指定がないのも、ドコか中途半端。そのくせキャッチは”究極の癒しスポット”。Mature指定でもPush禁止さえしていれば安心とでも?



建物を造る理由は、ガーデンの場合、景観を遠くから眺めて欲しいという理由からのはずですが、ステージにはダンスボールが数カ所あるだけで、肝心の建物はおざなりの偽中世風・・。しかも十分な高さがない「格好良く仕上げただけのタダの箱」。見学するにしては、ありきたりなテクスチャーで、「Apolloにいけば良いものを、ワザワザここに来る理由はないなぁ」とは思いました。


確かに景観は立派ですが、ココ以上のガーデンはSLにはたくさんあります。ならば日本人独自の・・というかそういう”個性”はマルデナイ。あるものを真似て作りました・・というのがなんか寂しく思いました。^^;;



ファッションに講じるのは間違いではありません。しかし、いずれそこには「何かに依存した快楽」があるので、「依存度が退屈に感じるとき」がやがて訪れます。よく日本人のショップのオーナーから「所詮自己満足だから・・」といった、諦めのような言葉が時折聞こえますが、「他人と共有する自己満足」なら、それは正しいと思いますし、むしろ「SLで大物になってやる」という妄想だけが大きい”勘違い”の方が私は「それは無謀だし、きっとそれじゃそのうち楽しくなくなるよ^^」って思うんですが・・。


ココの景色は一部は確かに美しい・・。しかし何か足りない。



これはSLでも同じ事が言えますが、周囲を見回して、人に受け入れられる様に自分を整えて、上手く世渡りする術に卓越している人が、確かに端から見るとうまくいってるように見えるでしょうね。

しかしそれは、この場所と同じく”箱庭”の中での優劣に過ぎません。
例えばどこかの温泉地でとなりの方がいくら大きな会社の社長であっても、単独でいたところで人様の邪魔をしたら「退けクソジジイ」とののしられるのと同じですね。肩書きがが通用する箱庭だからこそ安心してエバれるわけで、ソレ省くと「クソジジイ」しか残らない”個性”がツマランというわけ。

セカンドライフのショーケースに紹介されている場所や、例えばWolfMountenのように、ある季節だけ人が集まるSIMなど自己表現や、実現したいこと、もっと多くの住人と共有したいという願いが、情熱となってSIM今日まで存続させているワケです。

ココに紹介されてるいる場所はVOTE(投票)だけでは上がっては来ません。

だからといって、人気がスゴイあるか?というとそうでもないのです。ここが、面白いトコでもあります。

「受け入れられようと、トレンドに合わせた」から気に入ってもらえるという”発想”は、もう捨てた方が良いとは思います。結局どこいってもそれじゃ画一化しますからねぇ。

逆をいえば・・そう、然り。^^
場所