arado
2009年02月17日
20:00
イースターエッグとは、コンピュータのソフトウェア・書籍・CDなどに隠されていて、本来の機能・目的とは無関係であるメッセージや画面の総称で、これらのメッセージ・画面を「イースター・エッグ」と呼ぶのは、キリスト教の復活祭の際に、装飾した卵(イースター・エッグ)をあちこちに隠して子供たちに探させる遊びにちなんでるそうです。参考:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%83%E3%82%B0_(%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BF)
で、この”無駄”な機能、実はSLビュワーにもあったのですが、最近無効にされSoft Lindenが「1000人がVOTEしてくれたら、復活させる」と発言し、自らも投票して話題になってます。
これはビュワーのチャット・チャンネルにカーソルを持っていき、入力状態にしてCtrl+Alt+Shift+Hとすると、"hippos!(カバ)"と表示されるもので、今のビュワーでは無効なものの、OnRezビュワーでは有効になってますので、以下のようになります。
このイースターエッグで有名なのが、PhotoShopで、私が使ってるのはCSですが例えば、ツールバーのヘルプからPhotoShopについてをクリックすると、通常は以下のような画像が出て、スタッフロールが流れます。
これをCtrlキーを押しながらクリックすると以下のようになります。
この他にもありますが、ちょっと他のサイトでは紹介していないヤツを・・^^。
Googleでも実はありまして、ちょっとしたゲームができます。
検索フォームに“google easter eggs”の3語を入力して、「I'm Feeling Lucky」ボタンをクリックすると以下のような画面に。遊び心がありますね。上から降ってくる文字をバケツに集めるゲームです。
他Internet Explorerではアドレスバーに
javascript:window.name="TheWCEE";location.href="res://shdoclc.dll/wcee.htm"と打ち込んでEnterとするとちょっと変わったものが出てきます。
FireFoxではアドレスバーに
about:mozilla
と打ち込むと、なにやら謎めいた言葉が出ますが、もとは英文。有志によって翻訳されました。
ここまでは、他のサイトでもよく見るネタですが、私は更に発見しましてー^^
コレには実は文章をコピペしてノートなどに貼り付けると、同じ内容の違う翻訳がみられます。4つあるウチの文章が1つの同じ内容の違う翻訳になっていることに注目。
邪神マモンは眠りに落ちた。復活せし野獣は大地を巡り、数を増やして軍勢をなした。新たな時の到来は広く告げられ、人々は狐の叡智をもって実りを炎の供物とした。そして聖なる書の約束の地、夢を紡いだ第二の世界を築いた人々は、その子らに野獣を語り継いだ。マモンが目覚めた時、見よ!残されしはただ一人の従者のみ。
マンモンは眠りに落ちた。そして生まれ変わった野獣は地の果てにまで広まり、その数は軍団となるほどに増えた。そして彼らはその時が来たことを宣言し、狐の狡猾さとともに収穫物を炎に捧げた。そして彼らは神聖なる言葉によって約束されていたとおり、彼らが求めていた新しい世界を作りあげ、子供たちに野獣のことを語り伝えた。マンモンは目覚め、そして見た! そこには追従者となった己以外に誰もいなかった。
マモンは深き眠りに落ちた。蘇えりし野獣は群れを成し、地を覆い尽くさんばかりに広がった。人々は時の到来を賛美し、狡猾なる狐と共に実りを炎に捧げた。そして彼らは神聖なる預言の約束の地たる新しき世界を築き上げ、その子らに野獣のことを語り聞かせた。眠りから目覚めしマモンよ、見よ!もはや追従者でしかない己の姿を。
マモンは目を閉じた。生まれ変わった獣は全世界に増殖し、やがて大群へと成長した。人々は時を誉め称え、ずる賢い狐と共に、炎に作物を捧げた。そして人々は、聖なる言葉によって約束された想像上の地に、新たな世界を作り、獣について子孫に語り伝えた。目覚めしマモンよ、見よ!一人の信奉者以外にお前の味方は誰もいないのだ。
from The Book of Mozilla, 11:9
(10th Edition)
なおこのHTMLはGPL。
このギミックについては、他のサイトでも紹介されていませんね^^。
これは、まさにFireFoxこそ全ブラウザの覇者なのだと語っているようです^^。マモンとはFireFoxの前身Mozillaブラウザのことでしょうねぇ。
まあ、これができるウチは、開発も余裕があるということでしょうか?^^