ビュワー・ビルド、やってみました

arado

2009年03月25日 02:09


結論からいうと、案の定エラーが8個でましてとりあえず失敗です。^^

しかし、失敗してもご安心を^^

なぜってそれは改善の余地を残しているから^^。

その前に、以前ここでVisual C++ Express Editionは、マイクロソフトの提供が3月末で終了ということを書きましたが、別に最新版で試して”ダメ”というわけではありません。

ただし、現時点ではVISTAでコンパイルしようとした場合、若干問題が出るのはあるそうです。

で、エラーが出たものの、22プロジェクトのコンパイル時間はたったの10分程度だったので、改めてCore2Quad+8Gメモリの恩恵を感じました。

で、最も最初のコンパイルエラーは次のようなもの。

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3>'bison.exe' は、内部コマンドまたは外部コマンド、
3>操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません。
3>'mv.exe' は、内部コマンドまたは外部コマンド、
3>操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません。

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これはエラーというより設定の問題。特にbisonは構文解析器の一種であり、Cコンパイラに関係があるもので、Sygwinでインストールしたものですが、「バッチ ファイルとして認識されていません」とは要するに有効なアプリじゃないよってこと。

それとなんでわざわざsygwinなのよ?って考えたら、このアプリを使うためだったのね・・。

Sygwinはそもそも、ファイルをネットワークから持っては来ますが、Windowsのシステムに絡むソフトではありません。アンインストールも結局フォルダごとゴミ箱直行でOK。

そうなると手動でexeファイルを起動させるならOKですが、システムからは見えていないため(実行ファイルではなくただのファイルと認識している)これを教えてやる必要があります。

環境変数のいじり方は以下に詳しい記載があります。
http://www.ne.jp/asahi/hishidama/home/tech/windows/env.html

XPの場合、スタート→設定→コントロールパネル⇒システム⇒詳細設定→環境変数とやると、以下のようなウィンドウとなります。


スクロールしてみると、QuickTimeやVisual Studioなどのアプリの置いてある場所がドライブレターと共に記載されているのがわかります。


例えばWMVなどの形式のビデオは自動でWindows Media Playerが起動してくれますが、QuickTimeは本来自動では関連づけられていませんので、本来動画ファイルを右クリックでアプリをイチイチ選択しなければなりませんが、クリック一つで呼び出すにはシステム側で呼び出さなければなりません。

そこで新規ボタンをクリックして、フルパスでそのありかを書き込まなくてはならないってわけです。
QuickTimeを入れると自動でインストールされるITuneの時に既に環境変数には書き込まれていますので心配要らなくても、Sygwinにはこの機能はありません。

通常にはCドライブにSygwinは置いておいたほうがいいので、

”;”で区切ってC:¥cygwin\bin\mv.exe;C:¥cygwin\bin\bison.exeをPATHにつなげればいいのです。

で、今回はここまで^^。
のんびりやってます^^。
ビュワー