知らぬ間に歴史は動いていく

arado

2010年04月09日 05:12


最近になって気がつきましたが、そういえばリンデンのサードパーティ製ビュワーのポリシーが変更される・・というのを思い出しました。

そこで公式サイトをみると、お勧めとして上げられている中に、やはりエメラルドの名前はありません。


http://viewerdirectory.secondlife.com/

具体的なことは以下に記載がありますが、
http://secondlife.com/corporate/tpv.php?lang=ja-JP

ざっと読んでみましたが、これまでのあまりにも大雑把なポリシーとは違って、かなり著作権などに配慮した内容になっています。

GPLに基づくソースコードの公表とバージョン管理の徹底、ソフトウェアを公表する責任などについて書かれていますが、確かにSLというコミュニケーションSNSでは、あながち「何でも出来がち」と思われる節がありますが、やはり特定のサーバーにアクセスを許可させる、いわばクライアントソフトのルールはコレまで曖昧でしたからね^^。

ちょっとビックリしたのは、Kiristenさんのビュワーが取り上げられていることです。かつてR17くらいからマトモに動くシャドー・ビュワーとして注目されていましたが、当のご本人のサイトは、参加型コミュニティーサイトに変わっていました。

どうやら、ビュワーを提供するデベロッパーは自ら使用者に対し、ヘルプやサポートを提供する義務がある・・という責任から態度を変えてきた模様です。

気軽に作れるビュワーですが、その分配布する際には、それなりに責任がのしかかるので、一時期ビュワーの配布を止めていたKiristenさん。

特にバージョン管理はソフトウェア管理には、結構開発者には負担がかかりますし。

Modular Systems(エメラルド配布元)のポリシーは脆弱そのものですが、インワールドでのオフィスアワーでのフォーラムは一応用意されてるようですね。
http://modularsystems.sl/index.php?option=com_myblog&show=emerald-office-hours-roadmaps-and-statistics.html&Itemid=1

今回リンデンがハッキリ提示してるのは、第3のビュワーを使用する場合、開発者と共に使う側にもキチンと責任が発生しますよということを、厳格に示し始めたことによります。

GPLは主に開発者側の責任ですが、これを少し広げてそのソフトウェアの使用者にも不正利用は、結局”あなた自身もビュワーの改変に参加したのだから、その責任の一部はある”と掲示したということでしょうか。

さてお話は変わりますが、すっかり様変わりしたBETAからついに公式となったビュワー2。

初心者に親和性を持たせた仕様ですが、キャッシュを自分でクリアするとか(ログアウトすると次回ログインでクリアされてるようですが)、オブジェクト製作にあまり親切ではない設計ではありますが、しかしながら、おおむね受け入れられつつあるようですね。

お気づきの方もいるでしょうが、新しいビュワーでは「貴方は異なるリージョンにいます」という警告は出なくなったのを知ってることでしょう。

アレ、別にリンデンがサボっているわけではなくて、新しいビュワーが接続しているサーバーと今までの接続しているサーバー、実はバージョンがどーも違うようですね。

とはいってもhomestadesとメインランドのラグが解消されているわけではありませんが、今までのビュワーで着替えて、2でINするとまったく反映されていないか、重複して装着されているのは、どうもそれが原因のようです。

つまりはバージョンの違いを吸収できていないだけで、ビュワーのバグではありませんでした。

視界4分の1を占める持ち物などのUIも大きさを変えることで対応できますし。

上図はUI(ユーザー・インターフェイス)を最小にした様子。

それと、個人的な話題。

やるやるといっておきながら、なかなか発売されないRAMですが、このところ内容にかなり苦慮していましたが、一応指針が決まりました。

次号はショップセレクト。

自分でかなりのショップの動向を見て参りましたが、やはり廃れないショップは、それなりに理由があると判断したのです。

誰かに、「影響力はあるんだから、あまり推薦はよくない」と諭されましたが、しかしSLを動かすものはほとんどがクリエイターであり、その原動力は誰がなんと言おうとビジネス、つまりL$です。

それはお金儲けではなく、優秀なアイテムにお金を払う対価としての価値。

この3年、どこが残り続けるのか?というのを私は見てまいりました。「これは人気があるから大丈夫」結局そうした確信は、僅か1年でもろくなっていました。

住人は増えるが、辞めてしまうオーナーも多い。ではほとんどがALTやロボットなのか?

実はここ最近、たくさんのロボット・アバターと呼ばれるアカウントだけの擬似アバターが激減してるのをご存知でしょうか?

有名ショップでは、モデルすらおいていません。

それは、擬似的な人気ショップを偽ることは、ここ最近難しくなってきてるのです。カジノも人集めに一役買う時代は終焉を迎え、キャンプ常設ショップでお客を釣るなんて見向きもされなくなりました。

インワールドはドンドンRLとの接点を近づけている今だからこそ、個性で人と差別化を図る価値がSLにも見出されてきたのです。

そういう意味では、優秀なクリエイターをご紹介するのに、ためらいはなくなったといえるでしょう。淘汰され始めたのですから。

期限は5月初旬。いよいよ次号RAM2発売。^^
ビュワー