ソラマメブログ
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2012年02月08日

SLに直接関係ないですが、面白い事part.2

詳しくはだいぶ前に書いた→http://rado.slmame.com/e1193133.htmlこれについてですが、今回は更に突っ込んで書いていこうと思います。

なぁーんだまたSLに関係ないのか・・とガックシこないで、一応読んでくのも一考かも?

まずですね、前回はクラウド技術というか、ひとつのコンピューターで色々やっていると、例えばSLビュワーは永遠にインテルの術中にハマると言うか、グラボのバージョンをUPしていかなくてはなりませんよね?

それと同様に、現在ではメインメモリやPCだけではなく、サーバー等の大型ハードウェアも、すでに限界点が見えてきています。その開発費に莫大な予算を費やしても、その原価回収をするほど、ほんとうにユーザーはこの時代、果たして出費を気にしないでしょうか?

中国企業がPC分野に大きく躍進しているのは、そのほとんどが開発ではなく、生産効率向上による価格競争原理が主役です。これは原価回収はどころか、利益はすぐリターンされます。

つまり今では”良いものを作れば売れる時代は終わった”少なくとも、ハードウェアの世界ではロープの端まで来てしまったってことかもしれません。

つまりはそれが、MSが舵を切った証拠でもあり、アキバで次々PCショップが消滅する一つの要因かもしれません。不景気だけではないんですね。

PCをタッチパネル化するよりも、人はタブレットに心を奪われますし、PCを小型化するよりモバイル端末の方がコストが安いとなれば、正直企業だってそっちを伸ばそうとしましょねぇ・・。

さて前置きが長くなりましたが、MSはOSそのものはすでに成熟してきているとしていて、別の方向で、敢えて悪意を持って言うとすれば、儲ける方向を別に模索し始めた。そう言えるのが前回紹介したサイトで利用されているWindows Azureという、MSが推し進める野望です。

何がどうなのか?ってことを、今回はちょっと詳しく書いていこうと思うワケ。今回は特別長いのでヨロシクね。

Windows Azureとは、MSの持っている巨大なシステムそのものを、大きな情報資源として有料で提供しようという技術です。

例えば以下のサイトは、ワタクシにも非常にゆかりのあるトコですが、
SLに直接関係ないですが、面白い事part.2
http://www.tamabi.ac.jp/index_j.htm

通常はこういったサイトでのアプローチをするのには、まず用意するのはWEBクリエイター+レンタルサーバーでしょうし、更に以下のようなことをしたければ、
SLに直接関係ないですが、面白い事part.2
http://aworks.tamabi.ac.jp/#/works/デザイン料もかかるし、なおかつフラッシュなのでこらまた経費はかさみます。例えでだして申し訳ないですが、こうしたサイトはもはや古臭いを通り越してるってことが判るお話が今回。

しかしですねぇ、結局従来の方法でアプローチしても結局管理は管理会社ですので、経費は例えばデザインした会社が儲けることになります。

そこを実はMSが食い込むように入ってくるわけです。

どんなサービスなのか?

Windows Phone ソフトウェア開発キット
Windows Phone 7.0 デバイスと Windows Phone 7.5 デバイスの両方で動作するアプリケーションやゲームを開発するためのスマホ開発グッツですな。スマホ自体のハードウェアは実に開発なんぞ容易ですが、要はこの「WEBアプリがないと無意味」なのも事実。

WebMatrix
アドビで売ってるソフトの無償版とも言えるかなり強力なWEB開発ツールです。Web PI 経由でのインストールですからファイルはかなり大きいことも事実ですが。

Visual Web Developer
HTML や JavaScript による Web ページ作成、ASP.NET や Silverlight によるリッチな Web アプリケーションの開発が可能なツール、アドビに対抗して打ち出したSilverlightはここで出てくるんですなぁ・・。アドビがマクロメディア買収によって、フラッシュプラグインを手中にしたように、MSはWindows Azureを利用してもらうことで、内側から浸透させようとしているようですな。


Windows Azure Tools for Microsoft Visual Studio

Visual Studio および Visual Web Developer で Windows Azure 上で稼働する Web アプリケーション、サービスを開発できる開発キット。

これらは全部MSから無償提供されています。これらはあくまでツールであってサービスではありません。しかしながらこのツールの先にはすでにそのサービスが見えています。

どうしてこんな大盤振る舞いなのか?というと全てはマイクロソフトのクラウド OSのためです。

無性でできるということは自社開発可能、というよりMSにしてみれば「そうしたほうがはるかに経費が安い」ということを言いたげな印象ですよねぇ。こうなるとそうした環境を自社で整備して、もう管理会社に高い金払う必要がないとなれば、環境を欲しくなるでしょ?普通なら。

ここでいう環境とはプラットホームのことで、世にはすでにMSのWindowsが何億台もありますから、環境構築はwhindowsが動く環境であればOK。サービス ホスティング環境、そこで使うアプリケーションなどはWindows Azure Platformの中でやるってわけですな。

しかしでしすね、世にある多くの企業ではリンデンも含め不可欠なのがデーターベースであり、SQLです。私は世界征服をいち早く達成したのはDBであるという持論を持ってるくらいで、いくら多彩なアプリケーションを開発しようとしても、バージョンアップは必要ですし、更新に対してはそのバージョン管理や、さらに言えば開発には異なる地域間で管理することは、もはや当たり前です。

となるとアクセスさせるためには、自分でもローカルなサーバーを管理し、更に資源は遠隔地のDBに管理と保存でいつでも引き出せる状態にしておかねばなりません。それにDBの操作言語はSQLという言語を使うので、安易に使うためにはSQL言語を操作できるインターフェイスが必要です。

SLでも実はちゃんとなにげにSQLが使われてますよ。無論みなさんが使ってるやつです。

コレ↓
SLに直接関係ないですが、面白い事part.2
これはリンデンの持ち物を管理するサーバーにアクセスさせるためのインターフェイスで通常なら、アクセスは何らかのログイン処理は必要ですが、それはビュワーでメインサーバーにアクセスさせているので、そこから連動でできているわけです。しかもそのSQLインターフェイスを呼び出すのはXMLときたもんだ。

つまりはですね、リンデンのサーバーはメインサーバーでのアカウントで一度ログイン処理がされると、持ち物とかそうした関連のサーバーはすべてアクセス可能になるんですねぇ。だから持ちもの関係のサーバーがメンテナンスだったとしても、ミラーサーバーの調子が悪いと結局ログイン出来なかったり、TP出来なかったりするんです。こうして説明するとよくわかるでしょ。

このビュワーの状態は、いわばスマホでアプリを操作するのと大差ありません。私はなんどか所詮ケータイは無線でしか無いって言ってましたけど、アレほどWEBアプリケーションとスクリプトバンザイなハードウェアは他にないんです。端末はタダの無線機の延長にタスクバーを隠したWEBブラウザだけを表示させれば、スマホ完成。要するにそういったOSさえ動けばいいんですから。ケッコー馬鹿馬鹿しいですよ。アレ。だからスマホは偉くもなんでもなく、偉いのはそのプラットホームを管理する側です。ですからスティーブジョブスがすごいのは、そのOSを動かす端末の開発とそのプラットホームと、iTuneなどの自社従来のサービスに連携できる全体を指揮していた管理者だったからです。MACだけじゃ食えないって早くからしってたわけ。要するに先見の眼があったってことが偉大だったんです。

MSのビル・ゲイツもだからこそ引退したんでしょうねぇ。やめるのも先見の眼ですから。


SLの場合はOpenGLを動作させるプラットホームが不可欠なので、(OpenGL ESがあるだろ?ケータイだって、おっしゃる方がいるかも知れませんが、実はスマホ自体がそうなったのではなくて、特定ゲームモバイル以外はそれもやっぱりWEBアプリで動作させるので、OpenGL ESそのものをスマホで動かしているわけではありません。)アクセスさせるにはそもそもがそれに対応したグラフィック処理ができる端末が必要。だからなかなか難しんですねぇ。

言っておきますが話題はそれていませんよ^^。このグラフィック処理はあくまでも末端の処理で、そこにはケッコーなPCパワーを必要とします。それにOSやハードウェが今まで通りバージョンアップしていけば、恐らくアキバも元気でしょうね。今でも。

しかし企業もそれでは不景気になっても経費が同じ・・じゃぁ・・ってんで、MSは考えたわけです。OSは浸透しすでに完成の域に近づく中で、次にやるのは資源を売ることだ。

ついにMSは自社のサーバーを開放し有料ながらも、かなり安い費用で計算資源とDBをレンタルし始め、すでに多くで活用されちゃってるんですねぇ。MSが描く構図としては、

無償提供する開発環境を統合管理するのに、最小経費でMSのDBを利用してもらい、その開発テストに必要な計算資源もMSの大型計算機を利用してもらう。それにはWindows Azureが必要であり、もっといえば周辺開発環境をWindows Azure Platformで統一することによってより扱いやすく、すべてを一元化できる。例えば会社で顧客管理データーと、WEBでのユーザーページとクレジット等の情報を操作できる環境整備に必要なテストは、これまでは管理会社が全て行ったが、それをWindows Azure Platformを利用してMSでできる。それも安く。

まったく夢みたいですが、ある意味このWindows Azure開発責任者が言うように「中毒患者にしてしまえば、後はすべてなんでも頼るようになるだろう」、つまりは顧客情報だけではなく、すべての情報をMSが牛耳ることを意味し、しかも一旦利用してしまえばプラットホームがすべてMSになるので、もはや乗り換えるなんてことは想像もできなくなるでしょう。

この状態・・怖くないですか?

MSがダウンすれば、全て台無し。MSがサービスを変更すれば、それもまた即刻影響下に置かれてしまう。情報漏えい対策だって全部MSだよりです。最近日本人は政治家もそうですが、大学受験だけであとは2年程度学習あとは就活なんてことをやってるせいか、バカとはいいませんが戦略が見えていませんよねぇ。与えられたものにすぐ飛びつくと言うか、SLだとクリエイター天国で何でもそこで作って完結して経済が動きますが、ツイッターを利用したビジネスモデルだとか、とにかくコバンザメみたいな活動がメインになってきた日本ですから、MSにとっちゃ容易い戦略かもしれませんねぇ。

頭がいいとは、様々なことを精査して結論まで導ける自分自身の管理能力のことを指すのであって、計算が出来るだけではバカというか、それは単純作業をさせるかつての一日派遣と同じです。


ITで成功とかいって、結局広告でかせでいるだけで、アタシは特に日本はすごいとも思わないけどねぇ。一時TVでまくりのIT社長も誰かさんが投獄されたあと、すっかり静かなのは結局ですね、ネットショップが誰でもやれる時代になってしまったので、そこに集中する必要ないんですね。ですから結局マタ広告たよりなんです。頭使える人が結局枯渇してしまった結果が、この不景気の本当の原因だと思うんです。ワタクシわね。

ですから前回の記事で、未来を垣間見たような気がするのは、既存のWEBテンプレートみたいのはすでに古臭く感じたことです。それは申し訳ないですが最初に上げたサイトなどはその典型です。フラッシュサイトなんか稚拙にみえました。ほとんど操作限定でただの自慢大会ですし。リンデンですらWEBアプリっぽいサイトで運営してますし。

この記事は面白いですよ↓
http://allabout.co.jp/gm/gc/386446/
↑ここに上げているキーワードAISASが現代なら、モーグリのツイートキャッチも大きくそれに沿った内容ですよねぇ。

ですが、せめてSLだけはMSに牛耳られて欲しくないので、魔の手が来ないように祈るばかりです。




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Posted by arado at 03:14│Comments(0)技術情報
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