2010年05月07日
ビュワー2が今夏新しくなる
さてリンデンが威信を賭けたクライアント、viewer2ですが評価はまだまだイマイチ。
サードパーティ製ビュワーポリシーも公式に発表されまして(これはWIKIにて詳しく書かれています。SLPCとしては翻訳作業に取り掛かるところですが、なにせ時間が・・^^;;)、いよいよ2.1が今年の”北半球の夏”時期に正式に発表されるそうです。
ちなみにこれはベータではなく、正式版となる予定で、いよいよ公式ビュワーとして、採用される第一歩となるようですね。
そこでフィードバックを今までリンデンは報告を受け、その結果として以下の不満がユーザーから寄せられたそうです。これは前から私が思っていたビュワー2のいわば欠陥です。
まず全体のUI、ユーザー・インターフェイスがでか過ぎ。
最たるモンは持ち物を広げると画面全体の4分の1をデフォルトでは占めてしまうこと。
そのクセ長いアイテム名の場合、ワザワザスライドバーで見ないといけない。これじゃバージョンアップしても自由度がないじゃん。
公式ビュワーは持ち物を見るとき、UIの大きさを自由に変えられましたからね。これは改悪といわざるを得ません。
あと移動や視点移動のUIを単独で表示させる場合、UIを動かさないとすぐにどちらかが消えてしまうこと。それと今まであった移動UIにジャンプがありませんので、チャット最中突然ショートカットキーに衝突して、突然意味もなくジャンプなんてことも。カラー的に統一感はあっても、基本的にウザイUIであることは否定できませんねぇ。
キーボードを使っての移動や視点移動は、やっぱし自然ではないし、どこか使いにくいので、ここは改良を加えるそうです。3D対応マウスやデバイスはお世辞にも発達してるとは思えません。
私の知り合いに、やはりハード系開発者がいますが、彼も「結局ね、iPhoneあるじゃん。あれが限界でね。タッチパネルになにか革命的な技術が生まれない限り、完全じゃないんだよねぇ。いわゆるATMのような信頼性のあるタッチパネルを使うとね、一気に現実的じゃない値段になるんだ。使えばわかるだろうけど、イライラするはずだよ。今のヤツはね。トロイんだよ。PCはしばらくマウスから離れることはないし、キーボードを使わない時代なんて当分先の話だよ」といっていたように、所詮使いやすい機能はハードではなくソフトで当分補完する必要があります。
つまり、人は直感的な機能に頼りがちってことよね。
だからこそWEB2.0だし。
従ってUIの機能と視覚的な面のスマートな部分と、生活で邪魔をしない存在であるべき。そういう意味では、ビュワー2はマダマダというわけ。
それとこれはサーバーのパフォーマンスが絡んでるんだけど、テクスチャー読み込みのラグ。
ほんとどうにかして欲しいことだけど、なぜこの様なことが起こるのか、わかりやすく解説しますね。
まずビュワーはブラウザとまったく同じであるということです。
Internet ExprolerとかFirefoxとほとんど同じです。
ブラウザには、再読み込みとか更新、戻るやファイルを保存とかプラグインでyoutubeとか見られますよね?それはブラウザが備えている機能で、それは遠隔地にあるサーバーにあるコンテンツとの通信で機能するものです。
しかしSLの場合、ほとんどが実はビュワーそのものは機能を持っていません。自分でビルドする方はわかるでしょうが、あれはビュワーを構築するのではなく、”GekkoエンジンをOSに合わせてサーバーから情報を所得できるようにするDILLやプログラムを作り出すことであり、UI自体は実は何でもかまない”ってこと。
インターフェイスは機能を受け取る装置でしかないため、問題はサーバーからの情報をどのUIにどのように割り当てるか?ということなのです。
わかりやすく言うと、ビュワーの外観は誰でもカンタンに変更できます。
実はビュワーの外観を決めているのはタダの画像に過ぎません。
これはSecond Life viewer2のフォルダの中に収められています。
このパーツに機能を提供するのが、XMLファイルでリクエストされるサーバーの機能です。
つまり肝心なのはサーバーのパフォーマンスにあります。従って最近長いメンテナンスをリンデンが行っているのはこのためです。
しかしコレは、トラフィック、つまり回線速度も絡んでるんですが、すべての回線が光ファイバーで整備されていれば別ですが、世界中でそれは完璧ではありません。それに高速回線で通信できたとしても、PC側で処理できなければ意味もありません。
当面、サーバー側の機能に頼る、つまりわかりやすく言えばGoogleが高機能であれば、結局古いPCでもどうにかできる・・という状況であれば当面良いというわけ。
どんな古いPCでも、Google Apsにアクセスできない状況はありえませんからね。
この状況を今リンデンは整備しようということにしているそうです。これはT.Linden指揮下でやっているそうですが。
ハードは進化し、高速で安価にはなってきていますが、所詮iPadもソフトにやたら頼り切った情けないOSを搭載した釈明期のタッチデバイスに変わりありません。ここで知り合いの開発者曰く
「タッチパネルが現実味を帯びるならね、とっくにやってるよ。テレビで。でもそうじゃないだろ?リモコンをみろよ。所詮そこが限界なのよ。電話とかさつまり昔からあるデバイスに革命的な変化が生まれたとき、タッチパネルが現実化するんであって、iPadごときで時代に変化などおきないよ。ブラウン管が液晶になっただけ。それにスイッチがいくつかついたのみ。まだそんな程度だよ。」
それもそうですねぇ・・。
それと、次期ビュワー2にはなんと、シャツを重ね着できる仕様を付加できるかもしれない・・という夢のような状況があるそうです。現在SLでは下着、シャツ、上着という順番でしか重ね着は出来ませんが、シャツを2枚同時に着られるとなると、クリエイターの皆さんはちょっと可能性に期待しちゃうでしょ?^^
今期夏までにあと2回、ビュワー2はアップデートを予定しているそうです。
仮想現実が死語となりつつある今、リンデンここはバーチャルの雄としてがんばってもらいたいですよね^^。
サードパーティ製ビュワーポリシーも公式に発表されまして(これはWIKIにて詳しく書かれています。SLPCとしては翻訳作業に取り掛かるところですが、なにせ時間が・・^^;;)、いよいよ2.1が今年の”北半球の夏”時期に正式に発表されるそうです。
ちなみにこれはベータではなく、正式版となる予定で、いよいよ公式ビュワーとして、採用される第一歩となるようですね。
そこでフィードバックを今までリンデンは報告を受け、その結果として以下の不満がユーザーから寄せられたそうです。これは前から私が思っていたビュワー2のいわば欠陥です。
まず全体のUI、ユーザー・インターフェイスがでか過ぎ。
最たるモンは持ち物を広げると画面全体の4分の1をデフォルトでは占めてしまうこと。
そのクセ長いアイテム名の場合、ワザワザスライドバーで見ないといけない。これじゃバージョンアップしても自由度がないじゃん。
公式ビュワーは持ち物を見るとき、UIの大きさを自由に変えられましたからね。これは改悪といわざるを得ません。
あと移動や視点移動のUIを単独で表示させる場合、UIを動かさないとすぐにどちらかが消えてしまうこと。それと今まであった移動UIにジャンプがありませんので、チャット最中突然ショートカットキーに衝突して、突然意味もなくジャンプなんてことも。カラー的に統一感はあっても、基本的にウザイUIであることは否定できませんねぇ。
キーボードを使っての移動や視点移動は、やっぱし自然ではないし、どこか使いにくいので、ここは改良を加えるそうです。3D対応マウスやデバイスはお世辞にも発達してるとは思えません。
私の知り合いに、やはりハード系開発者がいますが、彼も「結局ね、iPhoneあるじゃん。あれが限界でね。タッチパネルになにか革命的な技術が生まれない限り、完全じゃないんだよねぇ。いわゆるATMのような信頼性のあるタッチパネルを使うとね、一気に現実的じゃない値段になるんだ。使えばわかるだろうけど、イライラするはずだよ。今のヤツはね。トロイんだよ。PCはしばらくマウスから離れることはないし、キーボードを使わない時代なんて当分先の話だよ」といっていたように、所詮使いやすい機能はハードではなくソフトで当分補完する必要があります。
つまり、人は直感的な機能に頼りがちってことよね。
だからこそWEB2.0だし。
従ってUIの機能と視覚的な面のスマートな部分と、生活で邪魔をしない存在であるべき。そういう意味では、ビュワー2はマダマダというわけ。
それとこれはサーバーのパフォーマンスが絡んでるんだけど、テクスチャー読み込みのラグ。
ほんとどうにかして欲しいことだけど、なぜこの様なことが起こるのか、わかりやすく解説しますね。
まずビュワーはブラウザとまったく同じであるということです。
Internet ExprolerとかFirefoxとほとんど同じです。
ブラウザには、再読み込みとか更新、戻るやファイルを保存とかプラグインでyoutubeとか見られますよね?それはブラウザが備えている機能で、それは遠隔地にあるサーバーにあるコンテンツとの通信で機能するものです。
しかしSLの場合、ほとんどが実はビュワーそのものは機能を持っていません。自分でビルドする方はわかるでしょうが、あれはビュワーを構築するのではなく、”GekkoエンジンをOSに合わせてサーバーから情報を所得できるようにするDILLやプログラムを作り出すことであり、UI自体は実は何でもかまない”ってこと。
インターフェイスは機能を受け取る装置でしかないため、問題はサーバーからの情報をどのUIにどのように割り当てるか?ということなのです。
わかりやすく言うと、ビュワーの外観は誰でもカンタンに変更できます。
実はビュワーの外観を決めているのはタダの画像に過ぎません。
これはSecond Life viewer2のフォルダの中に収められています。
このパーツに機能を提供するのが、XMLファイルでリクエストされるサーバーの機能です。
つまり肝心なのはサーバーのパフォーマンスにあります。従って最近長いメンテナンスをリンデンが行っているのはこのためです。
しかしコレは、トラフィック、つまり回線速度も絡んでるんですが、すべての回線が光ファイバーで整備されていれば別ですが、世界中でそれは完璧ではありません。それに高速回線で通信できたとしても、PC側で処理できなければ意味もありません。
当面、サーバー側の機能に頼る、つまりわかりやすく言えばGoogleが高機能であれば、結局古いPCでもどうにかできる・・という状況であれば当面良いというわけ。
どんな古いPCでも、Google Apsにアクセスできない状況はありえませんからね。
この状況を今リンデンは整備しようということにしているそうです。これはT.Linden指揮下でやっているそうですが。
ハードは進化し、高速で安価にはなってきていますが、所詮iPadもソフトにやたら頼り切った情けないOSを搭載した釈明期のタッチデバイスに変わりありません。ここで知り合いの開発者曰く
「タッチパネルが現実味を帯びるならね、とっくにやってるよ。テレビで。でもそうじゃないだろ?リモコンをみろよ。所詮そこが限界なのよ。電話とかさつまり昔からあるデバイスに革命的な変化が生まれたとき、タッチパネルが現実化するんであって、iPadごときで時代に変化などおきないよ。ブラウン管が液晶になっただけ。それにスイッチがいくつかついたのみ。まだそんな程度だよ。」
それもそうですねぇ・・。
それと、次期ビュワー2にはなんと、シャツを重ね着できる仕様を付加できるかもしれない・・という夢のような状況があるそうです。現在SLでは下着、シャツ、上着という順番でしか重ね着は出来ませんが、シャツを2枚同時に着られるとなると、クリエイターの皆さんはちょっと可能性に期待しちゃうでしょ?^^
今期夏までにあと2回、ビュワー2はアップデートを予定しているそうです。
仮想現実が死語となりつつある今、リンデンここはバーチャルの雄としてがんばってもらいたいですよね^^。
Posted by arado at 02:57│Comments(0)
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