ソラマメブログ
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2008年02月14日

ちょっとカナシイものがあるmeet-me

和製セカンドライフとして、登場したmeet-me。早速体験しました。インストールにはVisual C++とかインストールするし、起動していきなりアップデートに25分もかかったりと、何かと大変・・・。

でもまあ一応何とかログインできました。(最初はタイムアウトしましたが)
ちょっとカナシイものがあるmeet-me

ログインすると、いきなり案内係という方が、”吹き出し”で話しかけてきます。なんでもお名前を決めてくれと・・。まあ本気でのめり込む気はないので、適当につけときました。後で変更はきかないところはSLと同じ。

そしてこれまた殺風景な部屋が初めから与えられます。しかしコレがまたカナシイほど狭い・・。
で、案内係から、とりあえず姿カタチを決めなさいといわれますので、まあさほどいじれないデフォルメの思い切り効いたアバターをカスタマイズ。洋服はさすがにブラック・ボア付イブニングドレスなどあるはずもなく、T-シャツもどきと、ジーパン3種類の中から選んで装着。髪の毛数種とちょっと目の色かえてと・・・・・。
ちょっとカナシイものがあるmeet-me

ちなみに後の洋服は全て持ち去るからとのことで。ハハ初心者にはケチなのね。でまあ外に早速飛び出すと、そこには何もない野原と中には何もなさそうな、建物が建っている町並みが音もなくひっそりと立ち並び、ざくざくと草を踏みしめる自分の足音だけが虚しく聞こえてきます。

駅に向かって歩きましたが、地図上の自分の位置を示すアイコンが廻るので、SLのマップでは地図が廻りますよね?アレってかなり考えた末にああしたんだと思います。これだと非常に場所と移動の感覚が掴みにくい。このシステムを作った人に合わせて動かす窮屈さを感じました。アイテムを取り出すとき、アイコンをクリックして視覚的にみせるのはいいんですが、閉じる挙動をおこす部分”X”がないので、戻るのアイコンをいちいちクリックしなければならず、コレもまた不便。

フリーズはSLの比ではありません。マウスとキーボードの→で操作するんですが、マウスルックはないのか、さんざ動き回りましたがアバターの余計な動作はいいから、操作系をもっと改善すべきでしょうね。先日の子供向けバーチャル・ワールドに毛がはえた程度でした。駅に着いたはいいんですが、ホームも肝心の駅もなく、ただ高架があるだけでした。開発中なんですかね?

そもそも電車の乗り方とか、大幅に移動する方法をアナウンスすればいいのに、そういったとっかかりも検索方法もないのは、ちょっと不親切な気がしました。SLだとビュワーからヘルプで公式ブログなど閲覧できたり、場所の検索もキーワードでだせますよね?この辺がユーザーが開発に関与したSLと閉鎖的な環境の中で開発されたソフトウェアの違いでしょうか、慣れるのは相当の努力が必要のようです。

ちょっとカナシイものがあるmeet-me

結論から言うと、SLはまずアバターに対し感情移入は結構早くに感じて、愛着も感じるし容姿もリアルからファーリーまで様々なバリエーションがありますよね?そのなかで他にはない、かわいらしい動作や、ぽつんと立ってるときの寂しさとか、端で見てても分かるものがあって「ハッ」とすることがあるんですが、最初からキャラがたっていると、そもそもが他人によって作られたカワイサであって、本人が意図したものではありません。そういやSLのアバターは初めから微笑んではいませんよね。表情は作るものであって、だれからか「作られたもの」を頂くわけではありません。

セカンドライフは「感情」はユーザーに任せてあるというものでした。だから最初から膨大なジェスチャーのライブラリが与えられているのですね。感情を人に伝えて、それに動作とおしゃべりでコミュニケートする。それはまるで現実世界と同じスタンスで動作・行動をするので、ゲームではなく文字通り「2番目の人生」なのでしょう。何かを共有し合うことで「人間らしさ」をそこに感じるから。

私がセカンドライフで一番面白いと感じるのは、”リゾート”の存在です。だって暑さも寒さも感じないのに、スパでお湯につかってると、何故か落ちつくし、ホッとします。あの瞬間きっと私達はアバターと一体となっているのでしょうね。この「ボンヤリ過ごす」ことを可能にしているSLは、やはり、優れたシステムと思う瞬間でもあります。「現実の肉体的苦痛を削除したのがセカンドライフというワールド」。それ以外は一旦感情移入すると、現実世界とそんなに変わりがないからです。もちろん空を飛べたり超人的にはなりますが。

meet-meもいつまで続くかは誰にもわかりません。けれど、セカンドライフに対抗しようとする姿勢では絶対に「リアル」にはならないでしょう。

セカンドライフの住人は「常に微笑んでいるわけではない」。

様々な感情や心を排除してしまうと、結局上手くできたポリゴンと同じで無味乾燥になるでしょう。
この愉しいことも悲しいことも混在する世界を上手く取り入れたセカンドライフは、だからこそ多くのものがユーザーによって作られていくんだと思いました。




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この記事へのコメント
よくわかります。お仕着せキャラには感情移入できないですよね<<o(>_<)o>>

SLのアバターは、どんなにカッコよくしようと思っても、最終的にはリアルの自分になんとなく似てしまうと思いませんか?

そんな不出来な自分が可愛いんですよ。たぶん。

それと、ご指摘のとおり、SLの海でたそがれている自分も好きで、いつも笑ってる自分は自分らしくないだろうなぁ。きっとd(-_-)
Posted by た〜さん at 2008年02月15日 12:24
コメントいつもりがとう!わたしも最近SLって恋愛ばっかしじゃないんだな~って痛感してるところなの。

もっと面白いことやモノ、紹介出来るよう頑張ります!
Posted by aradoarado at 2008年02月15日 12:29
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