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2009年01月02日

2009年のメタバース展望

2009年に入って私は何故か放置が多いのですが、2008年暮れからRLの経済活動は非常に激動でしたが、仮想現実の世界では今後どうなるのでしょうか?

わたし自体、オンラインゲームなど全くやったことのない人なので、この1年のSecond Lifeはとても刺激的な毎日であったことは間違いありません。

そうしてこの1年を振り返ると、日本人ユーザーも非常に積極的なコンテンツ、イベントを制作してきて、一昨年と比べると全体的にユーザーは局所的なところで、チャットをするのみという光景は少なくなって来た代わり、TP移動先でお友達とお買い物や、イベントに少数グループで参加してるのをよく見るようになりました。

日本製メタバースの中では、プレステのオンラインサービスがベータ版公開で、私の知り合いも始めたそうですが、まだ感想といえるほどのものは聞いていません。

国内のメタバースは、何故かどれも登録ユーザー数を公表しませんが、企業がコンテンツを作り、それをユーザーが楽しむ構図はほとんど代わり映えしません。中には土地を買うことなど先行投資を呼びかけ、仮想空間の”可能性”(こういう風に~~の可能性は無限大!!とかいうキャッチは、怪しい投資会社がよく使う物ですが・・・)とサイトに実際の空間は見せず、3Dグラフィックの宣伝用動画を見せているところも見かけます。

Second Lifeキラーとして、まあ様々なサービスが立ち上がるのは今後も同じだとしても、この世界恐慌の予兆は結局に日本では、せっかく脱却しつつあったデフレを、数年前の状態以上に深刻にするでしょうから、仮想空間での収益を現実のお金に・・・・なんてコンセプトで「メタバースは儲かるかもしれない」といった妄想空間は、今年中に淘汰されるかもしれませんねぇ^^;;

そんななか、私がたまーにログインしてるメタバースが実は他にありまして、来年も残る国内産メタバースがあるとしたら多分これかもなぁ・・と考えているのがスプリュームです。

2009年のメタバース展望
http://splume.jp/

meet-meもかなり宣伝には力を入れ、最近ではTVでその名前を耳にすることもありますが、ユーザーが提供できるコンテンツは皆無という点で、RLとの接点は広告といった感じもしなくもありません。

スプリュームの場合、SLに非常に近いのはユーザー独自に”空間”を作り、それをスプリュームにアップ出来る点。もちろん仮想空間上では出来ませんが、フリーのソフトをつかったり、有料の物を使用してユーザーにコンテンツを追加することを許してるのは、今のところ国内ではここだけです。

微々たる物ですが、ユーザーもこの1年で少しずつ伸ばしており、劇的な変化はない代わり、確実に”定着性”を獲得しているようです。

面白いのは、このスプリュームのスタンスはほぼSLと同じです。

例えばSLビュワーで世界にいるとき、私達はそれがリンデンのサーバーであるとは、メンテナンスが行われるとき以外は意識しません。

そしてリンデンから提供されるインワールド内コンテンツというのは、ログインしてあまり眼にすることはありません。LivelyもHabboも仮想空間といっても、世界は小さな部屋でしかありませんが、チャンと世界を持っているイメージがあるのは、国内ではmeet-meとスプリュームのような気がします。

比較して、スプリュームはSLの弱味を研究しているのか、レンダリングを複雑にするよりも、扱いやすい程度の質で、尚かつ一般的なブラウザと、ブラウザ拡張したビュワーの2種類を用意してあり、且つSLよりもスペックの低いPCで充分に動作させられます。グラフィックを美しくしても、中身がタダのSNSというのは多いのですが、この動作しやすさと、あくまでもスキルの問題になりますが、自作3Dコンテンツのアップロードを許しているのは、国内ではスプリュームのみでした。

SLのスタンスは、”世界は全てユーザーがつくりだす”ですが、やがてスプリュームもそうなる予兆があるのです。実際、企業誘致にやたら積極的なのが多い割に、インワールドの詳細がハッキリしない中で、インワールドの活動に、提供側がほとんど接点を持たない点はまさにSecond Lifeに、ソックリとはいわないまでもよく似ています。

ネット世界では、このユーザー参加型というより、コンテンツ制作を素人がUPして、共有するコミュニティーが主流になってきたので、2009年ではそこにますます拍車がかかるのは間違いありません。

リンデンは、過去に数多くの失敗をしてきたからこそ、現在まで続いて生き残って来られたのだといえます。スプリュームはその現実をよく研究しているように思えます。何となく地味ですしね^^。

しかし、確実に生き残れそうな予感もしています。誇大な宣伝はしないかわり、少しづつユーザーコンテンツが流入するのを待っているようでもあるからです。そして、「放置」という行動もみられます。

SLでは放置する理由は様々ですが、それはパソコンの前に座らなくても、接点は解除や切断はしたくない・・という現れかもしれませんし、むしろそうした行動が見られるということは、少なくともそのユーザーはその仮想空間を、身近に感じている証拠かも知れません。

メタバースを考えるとき、すぐ”現実経済活動と仮想空間上のお金”が引き合いに出されますが、それを宣伝材料にユーザーを引きつけようとしたところは、今後かならず消滅するでしょう。SLやってみて、思ったほど簡単にはL$を稼ぎ出せないのは、誰もが周知してるところです。土地の転売やレンタル事業で収益をだせる時代は、2008年で終焉をむかえたようです。

SLではむしろ、ユーザー間取引がSL経済を支えています。ユーザーが作ったショップの商品を買うために、L$をリンデンから購入する動きは、今後も活発でしょう。少なくとも仮想通貨として、インワールド内でL$は”流通システム”に完全に乗りましたし。

しかし、SLでは事実上利息は存在せず、またそうした保障はリンデンは禁止しましたので、為替相場が発達していくことは今後もないでしょう。

スプリュームでは、仮想通貨も存在しないし、そのような経済活動よりもインワールドのコミュニケートに突出した世界を目指しているようです。

余談ですが、日本では普及したものはかならずといっていいほど、短縮語で呼ぶようになります。Second LifeはSL。スプリュームもまたユーザー同士では”スプ”と呼ばれています。

さて、今年はどんな年になるんでしょうね^^。




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