2008年07月18日
こういう記事にはウンザリ。
インターネット上で、ブログ形式で話題を提供するのは、多くの企業がこぞってやりますが、SNSの基本は記事に対しコメントやその返事を返して、お互いにネット上でのつながりを持とうとするのがその基本的な概念です。したがい、私は何かしら読み手がアクションを起こせない”まるで一方的な雑誌的なSNS”をいつも完全否定しています。
なぜなら、内容がどうでアレ自分の語る内容には、一切口出しして欲しくなくて独自な(言い換えれば身勝手な)発言も含まれるはずですが、某掲示板では誹謗中傷などがあり問題視されても、当の管理者が掲示板そのものを停止に踏み切らないのは、ユーザー主導で進めることに多くは介入しないのと、それが現実今起こってる現象であるし、ユーザー同士がつぶし合えば、やがて自然淘汰されるはずで、そうならないのは全てが”負”の面だけではない証拠なわけですよね。否定意見をはなから度外視するSNSは、ソーシャルネットワーク・サービスではありません。
どういう風にSNSを方向付けるのかは、ユーザーのみぞ知る・・というわけです。
そこで、ネット上で見つけたこの妙な記事。記事に関するご意見は無用というスタンスが、なんだか卑怯な気もしますが、とりあえず某エラ○○な事記事ばかり集めた雑誌系列のよくある新聞みたいなヤツです。一見権威があるように見せて、信憑性を高めようとするのは日本人お得意のスタンスですが、それにしても、偉そうに書いてる割に、”一部では性犯罪も増えているというから、何ともせちがない。”と世知辛いといいたいんでしょうが、それって日本語ですか?って感想ですね。念校ぐらいセーよ。^^;;
せちがない?http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1311079408
http://diamond.jp/series/it_business/10010/?page=2

でまあ、この記事読んでみた感想というか、まあこう言うのは「否定ダケしてりゃ頭良く見える」と勘違いしてる連中の記事ってかんじです^^;
分析してるようで、「じゃあアンタは少なくともリンデン公式WIKIや、リンデンの公開してる様々な文書、開発経緯、オープンソースの意義などについて調べたか?」。全くその辺のリサーチが無いのはお粗末。ビジネスに焦点を当てるなら、企業収益に対し、ユーザーの動向は別の方向に推移しているとか、物の言いようはありますが、「現在のSLは、仕事で疲れ切った女性ユーザーのシンデレラごっこの場になっている」という一文は、明らかに”特定の一部の自分が目にしたユーザー”に対して言っている一種の侮辱にも聞こえないでしょうか?。
「現在のSLは、現代女性にとっては、現実世界のメンタルケアとしての役割がありそうだ」とか、もうチット配慮はあってもいいんじゃないかな^^;;
私のSLPC WIKIで、SL5Bクローズド・スピーチ翻訳を読んでもらえれば、リンデンは企業のソリュージョンの可用性には言及し、ユーザーの多くが非営利に有益な活動を行える場所として最適、とその導入があらゆるところで加速しているといった内容でしたし、何度も私がいってきたように「セカンドライフで手っ取り早く儲けようと考えているのなら、さっさと手を引くべきだ。」というように、それは”商才”あって成立するものであり、リンデンも土地売買でしか利益を得ることが出来ないのは、周知の通り。要するに世界中からアクセスがあっても24時間のうち、絶えず交互に時間帯をわけてログインしているわけですから、日本人だけが24時間毎日何時でもゴロゴロINしてるわけ無いじゃんって想像つかないところが、なんとも同じライターとして恥ずかしい^^;
要するに、全世界同時ログインでも最高6万人が限界の世界で、「抜きんでて儲けよう」と考える方が頭がオカシイ。リサーチするなら場所を借りて大きな建物作る前に、ユーザーと出来るだけ接触して、その動向を少なくとも数ヶ月過ごしてからの結論でいいんじゃないのかなぁ。
*リンデンは全てのサービス同時接続数7万人を目標に上げています。
「世界90カ国の人々が参加しており、アカウント登録者数は約1400万人に上る」という一文からして、コイツ・・わかってねーな・・ってツッコミ入れたくなりました。^^;
例えばブログアクセス10万人といっても、毎回そんだけの人がアクセスしているわけでもありませんし、もっと言えば、間違えてリンク先からきた人や、興味がない人もチラ見下だけでもカウントされますから、トラックバック数やコメントの多さなどから、現実の人気の度合は管理者しか判るわけありませんよね?セカンドライフはソフトさえ動けば基本無料ですし、アカウントを停止しなければユーザー数はカウントされます。リンデンが言ってるのは、「登録者数は複数アカウントも含めているので、利用者数ではない」と明言してますし、「重要なのはこれからあらゆる局面で仮想技術はWEBを越えるだろう」とする、あくまでも”技術的先見性”について、それをユーザーへリソースを解放する所に意義があるとしているんです。
3Dコンテンツを制作し、スクリプトを誰でもビルド出来る環境を無料で提供しているのが、他のどんなメタバースよりもセカンドライフが優れている証拠なのです。ユーザーが作ったものを、ユーザー同士で共有し、著作権を所有出来るシステムはかなり貴重ですよね?今までは画像、動画、音声、音楽といった別れたコンテンツ単独だったものが、クリエイトして総合的に統合して共有できるんです。
つまり「ビジネス(金儲け)に失敗したから、セカンドライフはろくでもねーや」ってことでしょうか?コイツのいってることは。
加えて変なのは、後半で他の”メタバースに言及して”転機を模索する仮想空間ビジネス”・・・・もはや呆れるばかり。いろんな方のソラマメの記事を読んでいると、「参入企業の思惑には同調しない(左右されない)ユーザー」の顔が見えてくるし、そもそもそうしたまさしく「世知辛く鬱陶しいRL」につかれるユーザーの楽しみの場所っていう気持ちや、活躍の場をもっと広げたいクリエイターの姿を想像できないんでしょうか?このお方。
前に話したIBMは、営業マンがお客さんに、RLでは距離の関係や都合で直接会えなくても、TV会議よりも簡単にSLでの会議と、文書交換、取引を企業の独自グリッドにパスワード等でアクセスを管理し安全に可能とするシステムをリンデンと開発しています。この間、プレビュー・グリッドに接続させることを確認したとアナウンスしてましたモンね。
SLを利用して、上手くやろうという姑息な手段で利益を追求しようと考える方が、非効率というもんです。数ユーザーごときでSIM所有してプリムこさえて、ユーザーを思惑通り操作してやれなんて考えに、SLユーザーが興味もたれないのは当然です。
現に私がこれまでお会いした外国人のお友達60人のうち、90%gは男性で、エンジニア、ブローカー(貿易関係者)、ソフトウェア開発者、絵画ギャラリー経営者、郵便局員、水道管工など様々。皆一様にいってたのは、「SLの技術に興味をもった」のが始めた最大の理由で、ネトゲがキッカケというのは、日本で多く見られることなんだなぁって感じましたよ。
本格的に参入するなら、リンデンとソリュージョンや技術提携する度胸持てよって気がしますね。商売だけで勝負するのは、これからは時代遅れなんじゃないかなぁ・・・。特にSLはまさしくグローバルだし。
確かに多くのメタバースは存在するネットになりましたが、それはどれもミクシィと同じ「個人で共感できる部分でのコミュニケート・メディア」であり、アバター同士がグループを作って、その世界だけで「グローバルな共同事業」を始められるようなものではありません。食い物にする企業は腐るほどいますけど。ビジネスとか言いますが、所詮はテキストベースと画像や動画で話題を広めたり、口コミなどといった部分で商売に直結しやすいというだけです。
大体素人の1ユーザーがお店持つ勢いで参入しておいて、SLについてあーだコーダいうのは、浅はかなんじゃないでしょうか?
こういう批評をする企業のかたがいたら、私はこう言いたいですね。
オープンSIMの開発で、独自グリッド一丁でもこさえて、リンデンと交渉してみれば?
セカンドライフ開発者の重役でもあるSL5Bクローズド・スピーチした人は、Lotus1-2-3開発に携わった人ですが、(Lotus Notesは大企業・防衛省・自衛隊でも採用・普及、特に都市銀行での普及率は100%)、彼でさえ初めは懐疑的だったといいますから、セカンドライフは”終わった”ワケでもなく、まだ始ったばかりなんですよね。
なぜなら、内容がどうでアレ自分の語る内容には、一切口出しして欲しくなくて独自な(言い換えれば身勝手な)発言も含まれるはずですが、某掲示板では誹謗中傷などがあり問題視されても、当の管理者が掲示板そのものを停止に踏み切らないのは、ユーザー主導で進めることに多くは介入しないのと、それが現実今起こってる現象であるし、ユーザー同士がつぶし合えば、やがて自然淘汰されるはずで、そうならないのは全てが”負”の面だけではない証拠なわけですよね。否定意見をはなから度外視するSNSは、ソーシャルネットワーク・サービスではありません。
どういう風にSNSを方向付けるのかは、ユーザーのみぞ知る・・というわけです。
そこで、ネット上で見つけたこの妙な記事。記事に関するご意見は無用というスタンスが、なんだか卑怯な気もしますが、とりあえず某エラ○○な事記事ばかり集めた雑誌系列のよくある新聞みたいなヤツです。一見権威があるように見せて、信憑性を高めようとするのは日本人お得意のスタンスですが、それにしても、偉そうに書いてる割に、”一部では性犯罪も増えているというから、何ともせちがない。”と世知辛いといいたいんでしょうが、それって日本語ですか?って感想ですね。念校ぐらいセーよ。^^;;
せちがない?http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1311079408
http://diamond.jp/series/it_business/10010/?page=2
でまあ、この記事読んでみた感想というか、まあこう言うのは「否定ダケしてりゃ頭良く見える」と勘違いしてる連中の記事ってかんじです^^;
分析してるようで、「じゃあアンタは少なくともリンデン公式WIKIや、リンデンの公開してる様々な文書、開発経緯、オープンソースの意義などについて調べたか?」。全くその辺のリサーチが無いのはお粗末。ビジネスに焦点を当てるなら、企業収益に対し、ユーザーの動向は別の方向に推移しているとか、物の言いようはありますが、「現在のSLは、仕事で疲れ切った女性ユーザーのシンデレラごっこの場になっている」という一文は、明らかに”特定の一部の自分が目にしたユーザー”に対して言っている一種の侮辱にも聞こえないでしょうか?。
「現在のSLは、現代女性にとっては、現実世界のメンタルケアとしての役割がありそうだ」とか、もうチット配慮はあってもいいんじゃないかな^^;;
私のSLPC WIKIで、SL5Bクローズド・スピーチ翻訳を読んでもらえれば、リンデンは企業のソリュージョンの可用性には言及し、ユーザーの多くが非営利に有益な活動を行える場所として最適、とその導入があらゆるところで加速しているといった内容でしたし、何度も私がいってきたように「セカンドライフで手っ取り早く儲けようと考えているのなら、さっさと手を引くべきだ。」というように、それは”商才”あって成立するものであり、リンデンも土地売買でしか利益を得ることが出来ないのは、周知の通り。要するに世界中からアクセスがあっても24時間のうち、絶えず交互に時間帯をわけてログインしているわけですから、日本人だけが24時間毎日何時でもゴロゴロINしてるわけ無いじゃんって想像つかないところが、なんとも同じライターとして恥ずかしい^^;
要するに、全世界同時ログインでも最高6万人が限界の世界で、「抜きんでて儲けよう」と考える方が頭がオカシイ。リサーチするなら場所を借りて大きな建物作る前に、ユーザーと出来るだけ接触して、その動向を少なくとも数ヶ月過ごしてからの結論でいいんじゃないのかなぁ。
*リンデンは全てのサービス同時接続数7万人を目標に上げています。
「世界90カ国の人々が参加しており、アカウント登録者数は約1400万人に上る」という一文からして、コイツ・・わかってねーな・・ってツッコミ入れたくなりました。^^;
例えばブログアクセス10万人といっても、毎回そんだけの人がアクセスしているわけでもありませんし、もっと言えば、間違えてリンク先からきた人や、興味がない人もチラ見下だけでもカウントされますから、トラックバック数やコメントの多さなどから、現実の人気の度合は管理者しか判るわけありませんよね?セカンドライフはソフトさえ動けば基本無料ですし、アカウントを停止しなければユーザー数はカウントされます。リンデンが言ってるのは、「登録者数は複数アカウントも含めているので、利用者数ではない」と明言してますし、「重要なのはこれからあらゆる局面で仮想技術はWEBを越えるだろう」とする、あくまでも”技術的先見性”について、それをユーザーへリソースを解放する所に意義があるとしているんです。
3Dコンテンツを制作し、スクリプトを誰でもビルド出来る環境を無料で提供しているのが、他のどんなメタバースよりもセカンドライフが優れている証拠なのです。ユーザーが作ったものを、ユーザー同士で共有し、著作権を所有出来るシステムはかなり貴重ですよね?今までは画像、動画、音声、音楽といった別れたコンテンツ単独だったものが、クリエイトして総合的に統合して共有できるんです。
つまり「ビジネス(金儲け)に失敗したから、セカンドライフはろくでもねーや」ってことでしょうか?コイツのいってることは。
加えて変なのは、後半で他の”メタバースに言及して”転機を模索する仮想空間ビジネス”・・・・もはや呆れるばかり。いろんな方のソラマメの記事を読んでいると、「参入企業の思惑には同調しない(左右されない)ユーザー」の顔が見えてくるし、そもそもそうしたまさしく「世知辛く鬱陶しいRL」につかれるユーザーの楽しみの場所っていう気持ちや、活躍の場をもっと広げたいクリエイターの姿を想像できないんでしょうか?このお方。
前に話したIBMは、営業マンがお客さんに、RLでは距離の関係や都合で直接会えなくても、TV会議よりも簡単にSLでの会議と、文書交換、取引を企業の独自グリッドにパスワード等でアクセスを管理し安全に可能とするシステムをリンデンと開発しています。この間、プレビュー・グリッドに接続させることを確認したとアナウンスしてましたモンね。
SLを利用して、上手くやろうという姑息な手段で利益を追求しようと考える方が、非効率というもんです。数ユーザーごときでSIM所有してプリムこさえて、ユーザーを思惑通り操作してやれなんて考えに、SLユーザーが興味もたれないのは当然です。
現に私がこれまでお会いした外国人のお友達60人のうち、90%gは男性で、エンジニア、ブローカー(貿易関係者)、ソフトウェア開発者、絵画ギャラリー経営者、郵便局員、水道管工など様々。皆一様にいってたのは、「SLの技術に興味をもった」のが始めた最大の理由で、ネトゲがキッカケというのは、日本で多く見られることなんだなぁって感じましたよ。
本格的に参入するなら、リンデンとソリュージョンや技術提携する度胸持てよって気がしますね。商売だけで勝負するのは、これからは時代遅れなんじゃないかなぁ・・・。特にSLはまさしくグローバルだし。
確かに多くのメタバースは存在するネットになりましたが、それはどれもミクシィと同じ「個人で共感できる部分でのコミュニケート・メディア」であり、アバター同士がグループを作って、その世界だけで「グローバルな共同事業」を始められるようなものではありません。食い物にする企業は腐るほどいますけど。ビジネスとか言いますが、所詮はテキストベースと画像や動画で話題を広めたり、口コミなどといった部分で商売に直結しやすいというだけです。
大体素人の1ユーザーがお店持つ勢いで参入しておいて、SLについてあーだコーダいうのは、浅はかなんじゃないでしょうか?
こういう批評をする企業のかたがいたら、私はこう言いたいですね。
オープンSIMの開発で、独自グリッド一丁でもこさえて、リンデンと交渉してみれば?
セカンドライフ開発者の重役でもあるSL5Bクローズド・スピーチした人は、Lotus1-2-3開発に携わった人ですが、(Lotus Notesは大企業・防衛省・自衛隊でも採用・普及、特に都市銀行での普及率は100%)、彼でさえ初めは懐疑的だったといいますから、セカンドライフは”終わった”ワケでもなく、まだ始ったばかりなんですよね。
Posted by arado at 20:23│Comments(4)
│話題
この記事へのコメント
大賛成です。4~5%ってオンラインゲームのアクティブユーザー率と同等なんですけどねぇ・・・。
Posted by Asaeda at 2008年07月20日 17:40
コメントありがとう。とにかく登録者数=利用者とか思ってるのは、勘違いもいいトコだし、そもそも”商売”の観点からしか見てない日本企業は、既にグローバル社会に遅れをとってると言えるんです。なぜGoogleが世界を席巻したか?っていえばとりもなおさず無料って事でしたよね?
しかしそこには誰もマネの出来ない、技術があるわけで、そうした開発には一切手を染めず、儲け話を語るのはバカ通り越して、”お手上げ”ですよ^^;;
しかしそこには誰もマネの出来ない、技術があるわけで、そうした開発には一切手を染めず、儲け話を語るのはバカ通り越して、”お手上げ”ですよ^^;;
Posted by arado
at 2008年07月23日 05:37

ほんとにお手上げな記事だですねぇ・・・苦笑。仮想空間ビジネスって言ってる時点で、表面だけみてんねーて。技術畑の人たちにあって話をするとちゃんと3D空間の行方を見て語ってますよー。仮想空間を、テクノロジーの視点でみてみたら、もうもうすごいことなのにー50年とか100年とかもっと昔から人間が想像だけしてきたことが現実になるって話なんだけどなー。というのが私の去年からの気持ちです^^
Posted by chizzy at 2008年07月23日 20:01
コメントありがとう。ホントにユーザー視点からのキチンとした検証なり、意見ではなくて”商売”でしかものを見ないのは、かなり偏見ですよねぇ^^;
Posted by arado
at 2008年07月24日 23:23
