2009年10月25日
スカルプの表示精度を上げる
さて、久しぶりに連休(3日)取れた私は、1日目はマターリと寝たりおきたりダラダラPCでネットサーフィンなどSLにINせず精神的休養に費やしています。^^
で、昨日の記事でXstreetの商品のなかで、スカルプを使ったキャンディセットなるものが、800L$!
ものお値段で出ていたんですが、そこから拾ってきたトピックを今回はご紹介しましょう。
今日も長くなるわよ~~~~^^。
まずその前にSLビュワーってどんな仕組みかまず少し解説しましょう。
まず何度も私が書いていたように、SLビュワーは基本的にFirefoxと同じブラウザです。ただしボタンの機能や位置などかなり特殊に加工されています。ほとんどActivXコントロールというスクリプトによって、リクエスト、つまりサーバーへと情報伝達を行っています。
これはフリーで配布され、その気になれば誰でも独自で開発可能です。
追記:ここにズラズラ独自ブラウザの一覧があります。http://ringonoki.net/tool/browser/1-browser.php
http://www.iol.ie/~locka/mozilla/control.htm

HTMLレンダリングエンジンと呼ばれ、WEBを解釈できるいわばブラウザのキモに当たります。
「SLビュワーにHTMLなんて関係ないじゃん」・・大アリです。内蔵ブラウザがなぜ外部WEBを表示できるのでしょうか?^^
しかしながら、ボタンに戻るとか、開くといった役割を与えても肝心のボタンそのものが無いとダメで、そのため大量の過去のビュワー分も含めて、ビュワーインストール時にはボタンの画像や各種ビュワーを構成するパーツがPCにインストールされます。

上図はサムネイルが画像として表示されないのは、TGAファイルだからで、これを画像としてソフトを使って表示させましょう。
見慣れたパーツがガンガン出てきます。

これをビュワーに表示させるとき、毎回適当では困るので所定の位置に配置させる必要があります。
それを配置させるのが、普通WEBではCSSですがSLではXMLを使ってそれを果たしています。

つまり、貴方が新たにボタンや諸々のパーツを自作し、配置を独自にすれば同じ機能でありながら、全く別のビュワーを作成することは可能。ただしリンデンも言うように、そのビュワーの設定ファイルも含め画像もクローズド、つまり公開する際には誰もが見れる状態でしないといけません。
ここが改変してもかまない根拠にもなっています。
kirstensさんの新しいビュワーも、インターフェイスを大幅に変更して賛否両論になってますよねぇ・・。^^;;
XMLはパラメーターを保持するもんだと誤解する方もいますが、CSSやHTMLと同じように扱えるフォーマットでもあります。XMLファイルをダブルクリックするとIEが開きますでしょ?
直接は表示にかかわりませんが、HTMLをよりシンプルにするために利用されることもあります。
追加項目:
下図がXMLで記述されたフォーマットをHTMLとして表示させたものです。

上がCSS(ただし上図では空要素。ここにCSSを置くとキチンとその通りに表示されます。当然外部
CSSを読み込むことも可能)をXMLで書き、下部がブラウザで表示させたもの。
さて、ここで本題に。
スカルプ・プリムは限られたリージョンの資源を有効に使うために、より複雑な構造物を1プリムでできるだけ表現しようとした結果物でもあります。ところが、元がテクスチャー、つまり平面であるため3D処理がサーバー側で行われる普通のプリム製作とは違って、サーバーの方でテクスチャーをレンダリング処理しないといけません。
この過程でどうしても複雑な形状をしたプリムは、ビュワーによっては物体までの距離が離れると、精度が極端に低下する傾向があります。
INしてしばらくの間、スカルププリムが変な形になってる・・って経験ありますよね?
これを精度を上げて、よりUPロードされる前の正確な形に表現するパラメーター。それが今日のお題です。
ビュワーを立ち上げ、Ctrl+Alt+DでAdvancedを表示させます。
そこからDebbug Settingsを選択。

次の値を上げます。(修正しました^^;;以下はテラフォームの値なのでマックスはたしか2です^^;;スミマセン)

Candidateではデフォルトが2、公式版では1.25くらいかと思いますが、これを8以上(推奨は8らしい)にすると、プリムそのもののエッジの精度が上がります。
下図がその変更数値にあたるものです。

通常2以下ですが、これを8以上(推奨8らしい)にしてやります。
特に球体とかカーブが多いプリムに有効のようです。
数値を自由に変えればダイレクトに変わりますが、ご存知のようにこの設定はログアウトするとデフォルトに戻ります。
そこでこれをいつでも利用できるように、設定ファイルに直接書き込んじゃいます。
初めはリスキーじゃないファイルを操作しましょう。
XPで説明すると、ビュワー設定ファイルは、通常C:\Documents and Settings\Administrator\Application Dataの中にあるSecond Lifeファイルの中のuser_settingsの中にあります。
settings.xmlというXMLファイルがそれで、これを見るとデバッグセッティングの内容そのままのパラメーターが記述されています。

IEでは編集できないので、これをテキストエディタや専用ソフトで開き、先ほどの値を編集するってワケ。
私はKomodo Editを使ってます^^。ヒジョーーに使い易いエディタです。XMLやる人は必須かもよ^^。

komodo edit→http://www.activestate.com/komodo_edit/
このApplication Dataのなかのファイルは、ビュワーにログインするときの設定を決めているので、ビュワー再インストールでも置き換わることはありませんが、全く同じファイルが本体のexeファイルがあるところにもあるので、
※私の環境は64bitなので、若干普通とは違います。
C:\Program Files (x86)\SecondLifeのなかにあります。
C:\Program Files (x86)\SecondLife\app_settings\settings_files.xml
このファイルをテキストデーターにリネームして、Application Dataのなかのsettings_files.xmlをまんまコピぺすれば、まんまその設定がビュワーデフォルト設定となり、おかしい状態でも再インストールで元通りにできます。
ただーし、オウン・リスク、つまり自己責任でね^^。
効果はご自分で確認してください^^。ビミョーですが覚えておくといいですよ^^。
で、昨日の記事でXstreetの商品のなかで、スカルプを使ったキャンディセットなるものが、800L$!
ものお値段で出ていたんですが、そこから拾ってきたトピックを今回はご紹介しましょう。
今日も長くなるわよ~~~~^^。
まずその前にSLビュワーってどんな仕組みかまず少し解説しましょう。
まず何度も私が書いていたように、SLビュワーは基本的にFirefoxと同じブラウザです。ただしボタンの機能や位置などかなり特殊に加工されています。ほとんどActivXコントロールというスクリプトによって、リクエスト、つまりサーバーへと情報伝達を行っています。
これはフリーで配布され、その気になれば誰でも独自で開発可能です。
追記:ここにズラズラ独自ブラウザの一覧があります。http://ringonoki.net/tool/browser/1-browser.php
http://www.iol.ie/~locka/mozilla/control.htm
HTMLレンダリングエンジンと呼ばれ、WEBを解釈できるいわばブラウザのキモに当たります。
「SLビュワーにHTMLなんて関係ないじゃん」・・大アリです。内蔵ブラウザがなぜ外部WEBを表示できるのでしょうか?^^
しかしながら、ボタンに戻るとか、開くといった役割を与えても肝心のボタンそのものが無いとダメで、そのため大量の過去のビュワー分も含めて、ビュワーインストール時にはボタンの画像や各種ビュワーを構成するパーツがPCにインストールされます。
上図はサムネイルが画像として表示されないのは、TGAファイルだからで、これを画像としてソフトを使って表示させましょう。
見慣れたパーツがガンガン出てきます。
これをビュワーに表示させるとき、毎回適当では困るので所定の位置に配置させる必要があります。
それを配置させるのが、普通WEBではCSSですがSLではXMLを使ってそれを果たしています。
つまり、貴方が新たにボタンや諸々のパーツを自作し、配置を独自にすれば同じ機能でありながら、全く別のビュワーを作成することは可能。ただしリンデンも言うように、そのビュワーの設定ファイルも含め画像もクローズド、つまり公開する際には誰もが見れる状態でしないといけません。
ここが改変してもかまない根拠にもなっています。
kirstensさんの新しいビュワーも、インターフェイスを大幅に変更して賛否両論になってますよねぇ・・。^^;;
XMLはパラメーターを保持するもんだと誤解する方もいますが、CSSやHTMLと同じように扱えるフォーマットでもあります。XMLファイルをダブルクリックするとIEが開きますでしょ?
直接は表示にかかわりませんが、HTMLをよりシンプルにするために利用されることもあります。
追加項目:
下図がXMLで記述されたフォーマットをHTMLとして表示させたものです。
上がCSS(ただし上図では空要素。ここにCSSを置くとキチンとその通りに表示されます。当然外部
CSSを読み込むことも可能)をXMLで書き、下部がブラウザで表示させたもの。
さて、ここで本題に。
スカルプ・プリムは限られたリージョンの資源を有効に使うために、より複雑な構造物を1プリムでできるだけ表現しようとした結果物でもあります。ところが、元がテクスチャー、つまり平面であるため3D処理がサーバー側で行われる普通のプリム製作とは違って、サーバーの方でテクスチャーをレンダリング処理しないといけません。
この過程でどうしても複雑な形状をしたプリムは、ビュワーによっては物体までの距離が離れると、精度が極端に低下する傾向があります。
INしてしばらくの間、スカルププリムが変な形になってる・・って経験ありますよね?
これを精度を上げて、よりUPロードされる前の正確な形に表現するパラメーター。それが今日のお題です。
ビュワーを立ち上げ、Ctrl+Alt+DでAdvancedを表示させます。
そこからDebbug Settingsを選択。
次の値を上げます。(修正しました^^;;以下はテラフォームの値なのでマックスはたしか2です^^;;スミマセン)
Candidate
下図がその変更数値にあたるものです。
通常2以下ですが、これを8以上(推奨8らしい)にしてやります。
特に球体とかカーブが多いプリムに有効のようです。
数値を自由に変えればダイレクトに変わりますが、ご存知のようにこの設定はログアウトするとデフォルトに戻ります。
そこでこれをいつでも利用できるように、設定ファイルに直接書き込んじゃいます。
初めはリスキーじゃないファイルを操作しましょう。
XPで説明すると、ビュワー設定ファイルは、通常C:\Documents and Settings\Administrator\Application Dataの中にあるSecond Lifeファイルの中のuser_settingsの中にあります。
settings.xmlというXMLファイルがそれで、これを見るとデバッグセッティングの内容そのままのパラメーターが記述されています。
IEでは編集できないので、これをテキストエディタや専用ソフトで開き、先ほどの値を編集するってワケ。
私はKomodo Editを使ってます^^。ヒジョーーに使い易いエディタです。XMLやる人は必須かもよ^^。
komodo edit→http://www.activestate.com/komodo_edit/
このApplication Dataのなかのファイルは、ビュワーにログインするときの設定を決めているので、ビュワー再インストールでも置き換わることはありませんが、全く同じファイルが本体のexeファイルがあるところにもあるので、
※私の環境は64bitなので、若干普通とは違います。
C:\Program Files (x86)\SecondLifeのなかにあります。
C:\Program Files (x86)\SecondLife\app_settings\settings_files.xml
このファイルをテキストデーターにリネームして、Application Dataのなかのsettings_files.xmlをまんまコピぺすれば、まんまその設定がビュワーデフォルト設定となり、おかしい状態でも再インストールで元通りにできます。
ただーし、オウン・リスク、つまり自己責任でね^^。
効果はご自分で確認してください^^。ビミョーですが覚えておくといいですよ^^。
しばらくぶりに。リンデンラボ
SLに直接関係ないですが、面白い事part.2
あまりに簡単な動画閲覧
SLに直接関係ないですが、面白い事part.1
久々に出会ったコイツ等
ビュワー2が今夏新しくなる
SLに直接関係ないですが、面白い事part.2
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Posted by arado at 00:41│Comments(0)
│技術情報