BLACK WIDOW

皆さんはペットを飼っているでしょうか？

もちろんＲＬで。

ほとんどの家庭で飼うことの出来るペットは、”家族”として受け入れられているでしょう。
そしてそのほとんどが私達よりも小さい。

そして一部の動物を除いて、大部分に共通するものがあります。
それは「私達人間よりも確実に寿命が短い」ということです。


飼い主にとって、常に自分は見送る立場となります。

海外でこういった言葉を聞いたことがあります。

”犬や猫を家族に入れてあげると、自分の家族の子供は１つ大事なものを学ぶことが出来る。それは自分の大切な家族がもう帰ることがなくなることを、最初に経験できるのが犬や猫だからだ。命は１つしかないし、心の中に亡くなった者が蘇るということを最初に味わう。

子供にとって、遅かれ早かれ、通常自分よりも両親の寿命は短い。例え血が繋がってなくても、失った悲しみとどう付き合ってゆくか、その最初の訓練が動物の死なのだ。

彼等は言葉を持たないが雄弁である”

ＳＬには癒しの空間を名乗るＳＩＭは数多いでしょう。しかし、ＲＬの追悼の場所としてＳＬに来る方もいますよね。

ペットを失った悲しみと対峙するのは、時間とある程度の精神力が必要です。しかし、時間がたつとその悲しみを忘れるのではありません。ようやっと自分の心の中や、周りにずっといる気がしてきて、いなくても安心できるようになるのです。

仏教では、そういうことを往生というのでょうか？ワタシはよく知らないのですが、祈りとはそういうものだと聞いたことがあります。

そうした何かに対するお祈りは、本当の心の癒しとなって安らぎを与えるでしょうね。

ＲＡＭ次号販売がまだ未完ということで、今回はそうしたテーマをもった場所を紹介しましょう。

ロケーション：http://slurl.com/secondlife/Peace%20Valley/138/80/55


ある人から聞きましたが、ボケてしまった人は、「過去の夢の中にいるので、本人は実は幸せの中にいる」というのが時としてあるみたいで、やはり人生の最後は今までの自分の暮らしがでちゃうみたいです。これは余談ですが＾＾。



こんなの馬鹿馬鹿しいよ・・そう思うのは自由でしょう。しかしながらＲＬでこんな立派なお墓を建ててあげられるというのも、気持ちとして優しい気がします。


ここのオーナーさんのショップがありますが、そもそもがタイニー専門ショップです。


黒人のクリスチャンが、音楽をならして無くなった人を見送るのは、「もうこっちは悲しんでいる人はいないから、安心して天国にむかっていいいよ」という意味があるそうです。パラダイスは素晴らしいところだという心が根底にあるんですね。



この近くにカウンセリングをしている日本の方が、病院を開いていまして、亡くなったペットの飼い主さんの相談などを受け付けてるそうですが、外人の方が多いそうです。その方もタイニー。

癒しの場所とはまさにこういう感じではないでしょうか？

個人差がありますが、死を正常に受け入れられないって方は結構いるかも知れませんね。現代では。
大人になってから死を初めて経験する（一番親しい心のよりどころを無くすという意味で）と、そうなのかもしれません。



人間、悲しんでばかりでは死んでしまうので、忘れるように出来ているともいいますが、ちょっとそれはそれでカナシイですよね？やはり千の風になっていると思いたいモンです＾＾。



オーダーメイドの墓石も承っているそうです。