2008年06月04日
SL失敗例がここに。
Midnight CityというSIMがありますが、逆の意味で良い見本です。というのもこれほど見事なゴーストタウンは他にないでしょう。
どうして自分たちのSIMや場所は人がいないんだろう・・そう思ったら、ここに来る価値はあります。

ココの町並みの整備の仕方は、非常によく作られ、現実に近くNYやハーレムなど産業都市などの特長をよく捉えています。RLと違うのはここには全く人がいない点。

ゴーストタウンとして意図していないことは、SIMの端節を見ると分ります。完成まではこぎ着けたが、結局人は来なかった・・。そこでまあココは手抜きしてもイイヤというところが、この街に相応しくないほど適当に投げ出されています。 それはまた途中で計画は失敗であった事に既に気付いていながら、始めた以上、最後まで作りきらなければならない悲しさがある・・・・。


何故人がいないのか?それはこの街を散策するとよくわかります。
例えば下図の場所。一目見てそれがナンであるかよくわからないものや、お店の入り口真ん中にオブジェを置くこと自体、もはや店としての機能をしていません。勝手気ままに素人がお店をだしましたというのが、丸見えだし、それをどうにかしようと云う意思もない。
自己満足なのは良いのですが、人に無視され、通り過ぎてしまわれるくらいなら、お店など無い方がよほど維持費などの負担が軽いんじゃないでしょうか? お客を無視してお店を開くというのは、「なにがしたいのかわかりません」お客を拒否する喫茶店じゃないんですから・・・・。

こういう事は負の相乗効果で、人はますますドコにも寄らずに立ち去る事になりやすい。
これも典型的。以前はそれこそ大風呂敷を広げ、大々的にお店を作ったものの、経費と客数から徐々にやり方を変更。遂に看板だけでいいやという「初心をすっかり忘れた」廃墟の見本。 ここに来て一体何を楽しめというのでしょうか?

席数は200は軽くある映画館。しかし、著作権の問題に後で気付いたのかスクリーンは無く、赤い壁に虚しく席が並んでるだけ・・。 オーナーがいるとしたら、現実から何をSLに持ち込みたかったのでしょう? それは意味を成さない少し洒落た空箱です。

ヘタにダウンタウンのような空間を作っても、街自体が廃墟なため不気味以外の何物でもなく、それはまたオーナーが意図したような感情を、コチラが共有しているとは云い難いものがあります。もはや幽霊でもでそうな静けさが孤独を増すばかりです。

薄汚れている分、かえって空々しいリアリティー。

食事をとろうにも、手はスプーンをとろうともせず、寂しげなSITポーズ。しかしお店は華やか・・。2人が別れるのにはピッタリなシチュエーション。何を感じろ、いや感じたらシックリ来るんでしょうか。RLの現実をかみしめる?SLのむなしさを実感?

トレンドとしては陳腐な寿司屋のカウンターには、ネタもなく当然ポーズボールもお箸もなく、ただ意味不明なフリーのダンスセットがズドンと鎮座。しかもダンスホールはドコにもないのに、中身はブラジルのラテンダンス・・。もはや乾いた笑いが・・・・こぼれるだけ。

建物は非常に立派です。外観だけは。・・・・・・・・これはどこかに似ていませんか?
SIMは巨大で、あなたが始めてINしたとき、平らな舗装された地面を歩きませんでしたか?
そこは今でも非常に住人に好まれる場所ですか?

私はSLをどう捉えるかは個人の自由だと思いますので、コ難しい理論武装でコトコト語るのは嫌いです。しかし、この廃墟のような”美しい街”を見るとき、コレは反面教師だな・・と感じるのです。
これはバーチャルのいつかはいく通過点、ともすれば”ゴール”です。

もはや魅惑的な武器が調達できても、撃つべき相手もまたそれを冗談として笑うものもいなくなる・・。

いくら技術が向上しようと、それだけで人は集まりません。これは鉄則であり、唯一”絶対”と言っていいでしょう。 BIG6は大原則ではありますが、その正反対をすると、きっと人は一時集まるのかも。確かにそう思うのも一理あります。
人に好まれることをする
楽しく会話する
RLと同じように公平に接する・・・・など・・
反対にBIG6を必ず守れば、繁盛するかというと、それは楽しむべき条件が整っただけで中身がありません。
ここは2つの意味で記念碑であり、或る意味”負の遺産”です。まず、1F以外のフロアを必要としないのにビル建設は、「全くのムダ」。必要だからこそ生み出すというのが正常な経済活動。故にRLはだんだんエコ燃料のおかげで食糧難という”バカバカしさ”に大人は誰も気づいていません。人間自身を苦しめてもエコ達成・・・・・。 宇宙からみたら「アホ集団」でしょうね。
前に書いたことがあるMeet-meはコレと同じです。ココで難しいことを一言、私らしくなく付け加えますと、
「結果から容易に結末を想像できるものは、退屈でつまらない真実である。予想できないからこそ未来に生きる価値はある。その未来を容易に想像して満足するところが、人間にはまだ肝心の知恵が足りない」
いつかは消滅するでしょうが、その時までなんとか今の過渡期を無事過ぎてくれれば良いんですけど・・。

Midnight City http://slurl.com/secondlife/Midnight%20City/97/113/58
SLURリンク先は塔の上に出ます。お気をつけて^^。
どうして自分たちのSIMや場所は人がいないんだろう・・そう思ったら、ここに来る価値はあります。
ココの町並みの整備の仕方は、非常によく作られ、現実に近くNYやハーレムなど産業都市などの特長をよく捉えています。RLと違うのはここには全く人がいない点。
ゴーストタウンとして意図していないことは、SIMの端節を見ると分ります。完成まではこぎ着けたが、結局人は来なかった・・。そこでまあココは手抜きしてもイイヤというところが、この街に相応しくないほど適当に投げ出されています。 それはまた途中で計画は失敗であった事に既に気付いていながら、始めた以上、最後まで作りきらなければならない悲しさがある・・・・。
何故人がいないのか?それはこの街を散策するとよくわかります。
例えば下図の場所。一目見てそれがナンであるかよくわからないものや、お店の入り口真ん中にオブジェを置くこと自体、もはや店としての機能をしていません。勝手気ままに素人がお店をだしましたというのが、丸見えだし、それをどうにかしようと云う意思もない。
自己満足なのは良いのですが、人に無視され、通り過ぎてしまわれるくらいなら、お店など無い方がよほど維持費などの負担が軽いんじゃないでしょうか? お客を無視してお店を開くというのは、「なにがしたいのかわかりません」お客を拒否する喫茶店じゃないんですから・・・・。
こういう事は負の相乗効果で、人はますますドコにも寄らずに立ち去る事になりやすい。
これも典型的。以前はそれこそ大風呂敷を広げ、大々的にお店を作ったものの、経費と客数から徐々にやり方を変更。遂に看板だけでいいやという「初心をすっかり忘れた」廃墟の見本。 ここに来て一体何を楽しめというのでしょうか?
席数は200は軽くある映画館。しかし、著作権の問題に後で気付いたのかスクリーンは無く、赤い壁に虚しく席が並んでるだけ・・。 オーナーがいるとしたら、現実から何をSLに持ち込みたかったのでしょう? それは意味を成さない少し洒落た空箱です。
ヘタにダウンタウンのような空間を作っても、街自体が廃墟なため不気味以外の何物でもなく、それはまたオーナーが意図したような感情を、コチラが共有しているとは云い難いものがあります。もはや幽霊でもでそうな静けさが孤独を増すばかりです。
薄汚れている分、かえって空々しいリアリティー。
食事をとろうにも、手はスプーンをとろうともせず、寂しげなSITポーズ。しかしお店は華やか・・。2人が別れるのにはピッタリなシチュエーション。何を感じろ、いや感じたらシックリ来るんでしょうか。RLの現実をかみしめる?SLのむなしさを実感?
トレンドとしては陳腐な寿司屋のカウンターには、ネタもなく当然ポーズボールもお箸もなく、ただ意味不明なフリーのダンスセットがズドンと鎮座。しかもダンスホールはドコにもないのに、中身はブラジルのラテンダンス・・。もはや乾いた笑いが・・・・こぼれるだけ。
建物は非常に立派です。外観だけは。・・・・・・・・これはどこかに似ていませんか?
SIMは巨大で、あなたが始めてINしたとき、平らな舗装された地面を歩きませんでしたか?
そこは今でも非常に住人に好まれる場所ですか?
私はSLをどう捉えるかは個人の自由だと思いますので、コ難しい理論武装でコトコト語るのは嫌いです。しかし、この廃墟のような”美しい街”を見るとき、コレは反面教師だな・・と感じるのです。
これはバーチャルのいつかはいく通過点、ともすれば”ゴール”です。
もはや魅惑的な武器が調達できても、撃つべき相手もまたそれを冗談として笑うものもいなくなる・・。
いくら技術が向上しようと、それだけで人は集まりません。これは鉄則であり、唯一”絶対”と言っていいでしょう。 BIG6は大原則ではありますが、その正反対をすると、きっと人は一時集まるのかも。確かにそう思うのも一理あります。
人に好まれることをする
楽しく会話する
RLと同じように公平に接する・・・・など・・
反対にBIG6を必ず守れば、繁盛するかというと、それは楽しむべき条件が整っただけで中身がありません。
ここは2つの意味で記念碑であり、或る意味”負の遺産”です。まず、1F以外のフロアを必要としないのにビル建設は、「全くのムダ」。必要だからこそ生み出すというのが正常な経済活動。故にRLはだんだんエコ燃料のおかげで食糧難という”バカバカしさ”に大人は誰も気づいていません。人間自身を苦しめてもエコ達成・・・・・。 宇宙からみたら「アホ集団」でしょうね。
前に書いたことがあるMeet-meはコレと同じです。ココで難しいことを一言、私らしくなく付け加えますと、
「結果から容易に結末を想像できるものは、退屈でつまらない真実である。予想できないからこそ未来に生きる価値はある。その未来を容易に想像して満足するところが、人間にはまだ肝心の知恵が足りない」
いつかは消滅するでしょうが、その時までなんとか今の過渡期を無事過ぎてくれれば良いんですけど・・。
Midnight City http://slurl.com/secondlife/Midnight%20City/97/113/58
SLURリンク先は塔の上に出ます。お気をつけて^^。
Posted by arado at 07:20│Comments(0)
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